分娩所要時間の話【体験談】

こんにちは。脱サラ数学者の妻たーこです。
わが家には４人の子どもがいるのですが，
４人目の妊娠中，
５年ぶりの出産ということもあって少し不安な気持ちに。

妊娠・出産自体はとても幸せなことですが，
やっぱり陣痛は辛いですよね。
少しでも短ければいいな，と願っていました。

予定日間近になり，いよいよ出産が現実味を帯びてきた頃，
陣痛への不安を払拭したいがために，
上の子３人の母子手帳を見返して，
今度の出産はどれくらいかなぁ，なんて無駄に予測していました。

ここで，上の子３人の出産時の記録と，
４人目の予想と結果をまとめてみたいと思います。

まず基本情報として，
私自身は，
身長１５６㎝，妊娠前の体重４３〜４５㎏
と割と小柄な体型です。

第一子，長男の場合

４０週１日で自然分娩で出産
出生体重３２５０g
分娩所要時間 ３７時間

初産ということもあり，かなり時間がかかりました。

陣痛が１０分間隔になって入院になりましたが，
２４時間たった頃から，だんだん間隔が長くなり，
気づけば２０分以上寝てた時もありました。

そして続発性微弱陣痛ということで，
陣痛促進剤の点滴をしましたが，
子宮口が全開になって分娩室に入ってからも４時間かかり，
立ち会ってくれた夫も私もぐったりな出産でした。

第二子，次男の場合

３８週６日で自然分娩で出産
出生体重３５５６g
分娩所要時間８時間

長男の時に比べたらかなり短かくなりました。
それでも赤ちゃんの旋回異常で，
頭がうまく骨盤に入らず，
助産師さんの予想よりも時間がかかりました。


長男の時よりも時間がかからなかった分，
回復も早かったように思います。

立ち合い出産を予定していましたが，
長男が寝てしまったため断念。
陣痛室から７時間，
１人で頑張りました。

第三子，長女の場合

４０週１日で自然分娩で出産
出生体重３５３８g
分娩所要時間４時間５０分

次男の時よりさらに短くなりましたが，
やはり赤ちゃんの旋回異常で，
助産師さんの予想より時間がかかりました。

子どもも立ち合い可能な産院だったため，
上の子２人も夫と立ち合い予定でしたが，
陣痛で苦しんでる母の姿は見せられないと思い，
生まれる直前に分娩室へ呼んでもらいました。


ですが夜９時だったため，眠くなった次男が大泣き。
最初の産声をビデオに撮りたいのに，
次男を抱っこしている夫はカメラを持てなかったため，
私自身がカメラを持って出産。
「出産自撮り」という武勇伝を残しました。

第四子，三男の予想

さて，
長男３７時間，次男８時間，長女５時間弱と，
どんどん短くなっていく出産時間。

出た。数学者あるある。
なんでも計算したがります。
そして夫が上の子３人の時間をもとに計算をしたところ，

何が起こるか分からないのが出産。
そんなうまいこといく訳ないと思いつつも，
不安とともに，早く赤ちゃんに会いたいワクワクも感じ始めました。

第四子，三男の結果

４０週０日で自然分娩で出産。
出生体重３９２０g
分娩所要時間２時間１０分

いやー，びっくりしました。
本当に約２時間で生まれてきてくれたんです。




子宮口が９㎝で分娩室に入ってから２０分で生まれるという，
助産師さんもびっくりのスピード出産。

陣痛の痛みに耐える時間は，
私の願い通り短いものでした。

しかも約４０００gのとても大きな赤ちゃん。
助産師さんたちが，
「よく出てきたね〜」と
口を揃えて言っていました。

スピード出産＝安産とは限らない

さてさて，自分の願い通りのスピード出産だった訳ですが，
早かった故のトラブルが産後に起きました。


産後の出血過多です。
一度，気を失って倒れました。
２時間出血量が１０００mlを超えていたそうです。


幸い，院長や助産師さんたちの適切な処置のおかげで，
輸血することもなく１日で回復しましたが，
必ずしも，
「スピード出産＝安産」とは限らない
と身をもって感じました。